解決事例
no.059
男性 / 30代 / 会社員
資力が不十分な相手方から慰謝料80万円を支払う旨の合意を取り付けた事例

画像はイメージです
- 慰謝料請求
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慰謝料を求めた
- 性別
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男性
- 年代
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30代
- 職業
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会社員
- 子ども
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子どもあり
- 相手年代
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30代
- 相手職業
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その他・不明
- 証拠
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本人の証言
- 慰謝料金額
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80万円
- 解決方法
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協議
状況
妻が不貞行為に及んでいたことが発覚しました。夫が自分で不倫相手と直接交渉をしたところ、不倫相手は金銭的余裕がないことを理由に慰謝料の支払いには応じようとしませんでした。「お金がないからと言って、慰謝料の請求を諦めたくない。」そのような思いで当事務所にご相談に来られました。
活動
ご依頼をいただいてからすぐに、当事務所の弁護士が相手方と直接の交渉を開始しました。相手方は、当初、支払いを拒んでいましたが、訴訟提起を考えざるを得ない旨を伝えるなど、交渉を続けた結果、分割であれば80万円の支払に応じるとの合意を得ることに成功しました。
ポイント
事実上、支払能力が無い方を相手に慰謝料を請求することは容易ではありません。もっとも、定職に就かれている方であれば、訴訟やその後の差押え等を説明し、交渉を進めていくことは可能です。また、本件は不貞行為が1回しかなかったという事案でしたので、80万円という慰謝料は決して安すぎる金額ともいえません。
本件は、金銭的に余裕がない方が相手となっていたにもかかわらず、訴訟において見込まれる慰謝料とおおよそ同額の慰謝料を回収できた点で大きな成功を収めた事例です。