解決事例

no.127

男性 / 50代 / 会社員

適切な時期に適切な条件を提示し、早期の離婚成立と必要な預貯金を獲得した事例

適切な時期に適切な条件を提示し、早期の離婚成立と必要な預貯金を獲得した事例

画像はイメージです

離婚請求

離婚を求めた

原因

性格の不一致

暴言・モラハラ

性別

男性

年代

50代

職業

会社員

相手年代

50代

相手職業

その他

子ども

子どもあり

争点

慰謝料

婚姻費用

財産分与(預貯金)

財産分与(不動産)

解決方法

調停

状況

依頼者である夫が妻のモラハラを理由に離婚を希望していました。しかし、妻が絶対に離婚しないという姿勢を取っていました。また、妻からは不貞を理由とした慰謝料と婚姻費用の請求をされていました。

早く離婚したいが、相手が持っている財産も可能な限り多く取得したい。」そのような思いで当事務所にご相談にこられました。

活動

まず、相手が夫婦の共有財産をすべて管理していたため、相手が通帳を管理できない状況にした上で、最低限度の生活費の入金を続けました。そうしたところ、相手は婚姻費用分担請求調停を申し立ててきましたが、いわゆる「算定表」通りの金額で合意しました。それにより、相手が通帳を管理していた時よりも大幅に低い金額で日々の生活を送らねばならないこととなりました。

そうしたところ、相手が円満調停を申し立ててきました。その中で、相手が依頼者に対し慰謝料請求をしてきたため、当事務所の弁護士が、「証拠が足りないため、きちんとした根拠を示すまで慰謝料は一切支払わない」旨を伝え、「しかし、今離婚すれば不動産をゆずってもいい」等の相手がどうしても必要だと思える財産のみを与えるという条件を提示し、今すぐに離婚するように仕向けました。

結果として、1年以内に離婚させることに成功した上、当方が不要であった不動産を相手に取得させ、当方は、相手が管理していた全ての預貯金900万円を取得することに成功しました。

ポイント

離婚を拒否している専業主婦に対しては、経済的に苦しい状況を作ったうえで、ある程度してから相手が飲んでくれそうな離婚条件を提案することが非常に効果的です。しかし、この条件を見極めることは非常に困難です。

本件では、適切な時期に適切な条件を提示、速やかに離婚を成立させた上で、当方としては不要な不動産を押し付け、必要であった預貯金900万円すべてを取得することができたという点で大きな成功を収めた事例です。

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