モラハラ夫と離婚するための3つの鉄則

モラハラ夫と離婚するための【3つの鉄則】

(1)別居が最優先です!

別居をしたくても、その後のこと(追いかけてくるのではないか、見つかって連れ戻されるのではないか、など)が心配でなかなか一歩を踏み出せない方は多いのではないでしょうか。事前に弁護士にご相談をいただければ、別居後すぐに弁護士が介入し、モラハラ夫と交渉を行うことができます。モラハラ夫は、世間体を気にする特徴がありますので、実際に追いかけてきたという話はあまり聞きませんし、意外と下手になって話が前進することもあります。

別居の成功は、離婚に向けた大きな一歩です。もし、モラハラ夫が離婚に同意しなくても、一定程度の別居の期間(おおよそ3年前後)が経過することによって、裁判による手続きで離婚が認められる可能性は高くなります。それだけではなく、モラハラ夫の監視下から解放されますので、それだけでも別居前のあなたよりも『幸せ』を感じることができるでしょう。

(2)コンピの調停を申立てましょう

別居をして、ご自身の生活が落ち着いてきたらすべきこと。それは、「コンピを請求するための調停」の申し立てることです。【コンピ=婚姻費用】は、生活費のことだと考えてください。民法第760条に『夫婦は、その資産、収入その他一切の事情を考慮して、婚姻から生ずる費用を分担する。』と定めがあり、妻が専業主婦の場合やパート勤務などで夫より収入が少ない場合には、夫は生活費を渡す義務が生じます。

モラハラ夫の傾向として、

①一定の役職や地位に就いている
②安定した職業に就いている
③比較的収入が高く、安定している


以上3点があげられます。
前述しましたが、モラハラ夫は世間体を非常に重視するので、「裁判所」という公的機関で決定されたことには、納得はできないながらも支払うことがほとんどです。そのため、調停や審判などで婚姻費用の支払いが認められた場合には、「払われない」という結果になることは少ないでしょう。(万が一、支払いをしなかったがために自分の給料を差し押さえられるようなことになれば、モラハラ夫のプライドは崩れ落ちてしまいます。)

裁判所で婚姻費用の【支払い】が決定的となれば、モラハラ夫は離婚が成立するまで、あなたに支払わざるをえません。
自分のため(趣味や娯楽など)には湯水のようにお金を使うのに対し、あなたにかかる費用(化粧品や洋服など)は一円たりとも支払いたくないという精神を持つモラハラ夫にとってみれば、婚姻費用の支払いは本来一番避けたいことなのです。
となれば、モラハラ夫は、あなたに婚姻費用を支払うことがどんどん惜しくなっていき、婚姻費用の支払いをしないためにはどうすればいいのだろう、と考えるようになり、結果『離婚に応じる』というゴールに思考回路が辿り着くことになります。

ただし!
相手がしぶしぶ離婚に応じてきても、すぐに飛びついてはいけません。婚姻費用を受け取っているあたなには、離婚を急ぐ必要はないのですから。あくまでも、目的は「あなたの幸せ」です。モラハラ夫のために離婚をする必要はないのです。
「離婚に応じて欲しければ、財産分与や慰謝料について、こちらの要求にも応じてください。その提案内容によっては、離婚も前向きに考えてあげますから。」と言えたら100点満点です。
自分の思い通りにいかないモラハラ夫は、強気なあなたに暴言をぶつけてくることもあるかもしれません。しかし、それぐらいは言わせてあげてください。最終的には、モラハラ夫の方から「お前からの条件をのむから、離婚に応じてくれ。」と頭を下げてくるでしょうから。

(3)「無視」

モラハラ夫と離婚するために守ってほしい3つめの鉄則は「無視」することです。

モラハラ夫には、残念ながら「自分に非がある」「自分が相手を困らせている」という認識がありません。「何もできない奥さんのために、僕がしてあげているんだ。それが良いことなんだ。なぜそれがわからないんだ。」と考えています。
そのため、弁護士を介して離婚の申出があって初めて、「離婚」や「あなた」という現実に向き合うことになるのです。しかし、これまであなたに対して自分本位な向き合い方しかしてこなかったので、離婚の理由がわかりません。ピンとこないのです。自分は汗水垂らして働き、家族を養って「あげていたのに」なぜこんな仕打ちをうけるんだ!と、怒りのボルテージは最高潮でしょう。
しかし、残念なことにその怒りをぶつけようにもすでに本人は目の前にいません。弁護士からの「今後は全て弁護士を通して連絡をしてください」という冷静な書面があるだけです。

あなたがいなくなったことで、彼に「生活の不都合」が襲います。
「何がどこにあるのかわからない」
「ご飯は誰が作ってくれるのか」
「掃除洗濯は自分でやったこともない」
いなくなってからあなたの大切さにようやく気付き、モラハラ夫があなたに対して
「俺が悪かった。やり直したい。」
と言ってくることがあるかもしれません。でも、それは真に受けてはけない言葉です。今まで何人ものモラハラ夫の生態を見てきた弁護士が声を大にして言います。

モラハラ夫は、変わりません。

「謝ってきてくれたのだから、今度こそ変われるはず」
「結婚すれば変わってくれるはず」
「子どもが生まれたら、きっと変わってくれるはず」
今まで何度彼を信じましたか?その度に裏切られてきたのではありませんか?
※ちなみに※
モラハラ夫がひとしきり大暴れしたあとで、一定期間、極端に優しくなるというのは、典型的な「モラハラ」傾向で、実際に変わったわけではないことを申し添えます。

大事なことなので、二度言います。
モラハラ夫は 決して 変わりません。
ですので、別居した後はモラハラ夫が、何度謝ってきても、何を言ってこようとも、何度連絡をしてこようと、徹底的に「無視」をし続けてください。あなたから何も返事ももらえず、弁護士からただただ書面が届き、婚姻費用の支払を続けているうちに、モラハラ夫もようやく自分が「無駄な時間とお金を費やしている」ことに気づきます。
そこまで来たら、モラハラ夫が離婚に応じる瞬間は、もう目の前です。

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