解決事例
no.051
男性 / 40代 / 会社員
相手方に無理やり誓約書を書かされ、それに基づき400万円の慰謝料請求を受けていたが、それを放棄させ、既に支払い済みであった慰謝料90万円のうち、70万円を返還させることに成功した事例
画像はイメージです
- 慰謝料請求
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慰謝料を求められた
- 性別
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男性
- 年代
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40代
- 職業
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会社員
- 子ども
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子どもあり
- 相手年代
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30代
- 相手職業
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会社員
- 証拠
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その他
- 慰謝料金額
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0万円
(70万円の回収)
- 解決方法
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協議
状況
不貞の事実が無かったにも拘わらず、相手方の夫に不貞を疑われ、強制的に400万円もの慰謝料を支払う旨の誓約書を書かされ、既に90万円を支払ってしまいました。
「400万円の支払なんてできないし、できれば以前支払った90万円も返してもらいたい。」そのような思いで当事務所にご相談に来られました。
活動
当事務所の弁護士が、400万円の支払を拒絶するという主張内容の書面を送付したところ、相手方からの請求はすぐに止まりました。その上で、既に支払った90万円が理由のないものであり、作成された誓約書も不当に作成されたものであることを主張したところ、結果として70万円の返還を受けることができました。
ポイント
不当請求を受けている場合、弁護士の名義で「支払いを拒否する」旨の内容の書面を1通送るだけで請求が止まることがあります。
他方で、一度、誓約書に基づいて支払った慰謝料を返還させるのは容易なことではありません。そのような困難な状況にもかかわらず、金銭を取り戻すことができたという点で、本件は大きな成功を収めた事例です。