解決事例

no.053

女性 / 30代 / 会社員

不貞行為の慰謝料として330万円の請求を受けたが、解決金として20万円を支払うことのみをもって解決した事例

不貞行為の慰謝料として330万円の請求を受けたが、解決金として20万円を支払うことのみをもって解決した事例

画像はイメージです

慰謝料請求

慰謝料を求められた

性別

女性

年代

30代

職業

会社員

子ども

子どもなし

相手年代

30代

相手職業

パートアルバイト

証拠

写真・手紙

慰謝料金額

20万円
(210万円の減額)

解決方法

訴訟

状況

夫婦関係に悩んでいた男性から、複数名の共通の友人とともに数回相談を受けていました。その男性と複数名の友人で出かけた際の写真の一部が偶然、男性と二人で写っているものであった為、男性の妻が不貞があったのではないかと疑い、慰謝料を請求してきました。

依頼者は、「相談に乗っていただけで、不貞関係がないのに、慰謝料を支払うなんてありえない。」そのようなお気持ちで当事務所に相談に来られました。

活動

当初より、不貞関係が存在しないことを理由に慰謝料の支払いを一貫して拒んでおりました。しかし、妻が利く耳を持たず、慰謝料の支払いを求めて訴訟を提起しました。妻側は、訴訟の中では、写真が不倫の重要な証拠であるという旨の主張をされていましたが、当事務所の弁護士は、当該写真が撮影された際に同行していた友人の証言を得るなどし、妻側の主張を一つずつ潰していきました。

その結果、裁判官も当方の主張を全面的に認め、妻の請求を認めないという方向で心証を固める形となりましたが、他方で、早期に円満解決をするという観点から解決金として20万円を支払うことにより和解が成立しました。

ポイント

不倫が無ければ当然、慰謝料を支払う必要はありません。本件は、不倫の有無について徹底的に争い、全面的に勝利したという点で大きな成功を収めた事例です。

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