顧客からの誹謗中傷を含むSNS上の投稿に対し、相手方から謝罪を受けたうえで任意で削除させ、今後繰り返さないことを約束させた例
サービス業その他
相談内容
バイクの修理業者である相談者より、その顧客が「修理に不足がある」という内容をSNSに掲載し、それ以外にも誹謗中傷のような内容の投稿をしているため、削除してほしいというご相談を受けた。
争点
SNS上の記事を削除することができるか。
解決内容
相手方本人にその投稿を削除させ、今後はこの相談者にかかわる内容の投稿はしないという旨で和解した。
弁護士の所感
本件は、SNSに記事を投稿した相手方が特定出来ていたため、その投稿の削除を要求する旨の書面を送ったところ、相手方本人より当事務所へ電話での連絡がありました。改めて投稿の削除を要求したところ、相手方より謝罪を受けたうえで任意で削除させることができました。
さらに、相談者は相手方が今後もこのような投稿を続けるのではという懸念をお持ちであったため、今後、相談者にかかわる記事の投稿は一切行わない旨を約束させました。
このようなケースでは投稿した者の連絡先が不明であることも多いのですが、本件ではそれを特定出来ていたことも早期の解決に繋がったと思います。