債権回収事例
債権回収製造業
相談内容
取引先との間で、納品した製品につき、注文と違ったので、転売予定先から納品を断られたという理由で支払を拒否された。代金の回収をしたい。
争点
解釈上の問題が多々あったが、以下の点が主要な争点だった。
①納品した製品に、瑕疵があったのか
②転売先の事情につき、契約の時点で説明があったかどうか
解決内容
請求額の一部減額で和解成立。
弁護士の所感
①②の各点に関して、立証の点から、依頼者有利の状況とみていました。
ただ、金額が20万に満たず、訴訟に適さない事例であったこと、依頼者も裁判を望んでいなかった等の事情があり、交渉でまとめる必要がありました。
当初は支払を拒否されていたものの、法律上相手方の主張に立証可能性がないことを繰り返し訴えることで、現実に即した解決ができた事案でした。
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