会社内の不祥事に関する内部調査を行った事例
製造業その他
相談内容
依頼者の従業員が、社内の所定のルールに違反して、架空請求等を行っていたことが判明したため、外部の専門家として、内部調査を行うことになった。
争点
特になし。
解決内容
依頼者から、事業内容に関する説明及び資料の提供を受けた上で、対象となった拠点の責任者及び従業員に対して、ヒアリングを行い、調査報告書を作成して、依頼者に提出した。
弁護士の所感
会社の不祥事は、いくつかの類型に大別することができますが、本件は、架空請求等の金銭的な問題が主なポイントとなりました。
このような場合には、典型的な手法に関する理解及びそれを踏まえた当該事案における個別性を把握し、報告書を作成する必要があります。
また、このような内部調査は、経理に関する論点も含むため、会計士との連携も必要となります。
このような内部調査は、近年においてクローズアップされることが多い領域ですが、弁護士の習熟度が問われる領域です。
当事務所では、内部調査の経験があったため、最終的に、上記の点を踏まえた報告書を作成することが出来たと考えます。