パワハラを理由として退職した従業員について、会社から相当額の慰謝料の支払いを受けることに成功した事例

相談内容

入社して数ヶ月後から、上司によるパワーハラスメント（暴言や暴行等）を継続的に受けており、あまりにもパワーハラスメントが酷いことから退職せざるを得なくなった。この上司及び会社に対して、パワーハラスメントについて責任を追及したい。

争点

パワーハラスメントの有無及び慰謝料の金額

解決内容

会社がパワーハラスメントの存在を認め、相談者に対して相当額の慰謝料の支払うことを内容とする合意が成立。

弁護士の所感

パワーハラスメントは、実際に問題となった場合に立証のハードルも高く、かつ、慰謝料の金額についても高額になることは多くありません。
しかし、本件については、会社もパワーハラスメンの存在については認めていたことから、相当額の慰謝料の支払いを受けることができました。
また、訴訟に移行することなく、交渉で早期に解決ができたという面でも相談者に良い解決を提供できたと思います。