請負代金の請求を行い全額回収した事例

相談内容

依頼会社（請負人）が、相手方を注文者として請負契約を締結した。
しかし、相手方が請負業務を完成させ、その成果物を提供したにもかかわらず、請負代金を支払わない。

争点

請負代金が回収できるか否か。

解決内容

請負代金及びこれに対する遅延損害金、訴訟費用等の全額回収に成功しました。

弁護士の所感

こちらの事案は交渉の段階から受任した案件でした。しかし、相手方が全く請負代金を支払う姿勢を示さなかったために訴訟の提起をいたしました。訴訟においても、結局相手方は出頭せず、判決までに至りました。
訴訟を提起する段階から、相手方が誰からいつ業務を請け負ったかを明確にできる手段があり、実際、判決獲得後に強制執行によりその債権差押を行い、結果的に請負代金の全額回収を実現することができました。
強制執行はうまくいかない事例も多いですが、事前調査が功を奏した例といえます。