未払い賃金請求事件において一定程度減額をしたうえで和解に至った事例
労務問題飲食業
相談内容
時間外勤務における未払い賃金があるとして退職をした元従業員3人から訴訟を起こされた。
争点
時間外勤務における未払い賃金が存在するか否か。
解決内容
未払い賃金があることは受け入れながら、付加金や遅延損害金等を追加で支払うことなく、一定程度の減額のうえ和解に至った。
弁護士の所感
未払い賃金の皆無を主張することは証拠のうえでも厳しかったため、どの程度まで減額できるかが課題となりました。依頼者は定期的に対価を支給しており、それは時間外勤務におけるものという意図もあったことから、請求額の減額を主張しました。
最終的には、3割以上の減額をしたうえで和解し、依頼者にとっても経済的価値のある解決でした。