解決事例
no.033
女性 / 30代 / 主婦
婚姻継続のまま不貞相手から慰謝料130万円を取得した事例
画像はイメージです
- 慰謝料請求
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慰謝料を求めた
- 性別
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女性
- 年代
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30代
- 職業
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主婦
- 子ども
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子どもあり
- 相手年代
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40代
- 相手職業
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会社員
- 証拠
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本人の証言
- 慰謝料金額
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130万円
- 解決方法
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訴訟
状況
夫が、職場で出会った女性と長期間不倫をしていました。依頼者は、不貞相手に対して慰謝料を請求していましたが、不貞相手は、夫の方が不貞行為に積極的であったことを理由に大幅な慰謝料の減額を求めてきました。
そこで、協議では埒が明かないため、訴訟を提起することになりました。
活動
不貞相手は、不倫の事実は認めたものの、不倫の責任が全て夫にあるという理由をつけて、慰謝料の増額を一貫して拒否していました。訴訟においても、相手方は100万円を下回る慰謝料額しか提示してこず、和解の見通しは立ちませんでした。
そこで、当事務所の弁護士が、夫を妻の味方につけ、夫からの言質を取るとともに、それを裁判官に証拠として提出しました。その結果、裁判官も慰謝料の増額をすべきという心証を抱いたようで、その旨相手方に伝えていただくことができました。その結果、130万円という金額で合意に達しました。また、夫と相手方の接触禁止についても合意ができました。
ポイント
一般的に、不貞行為発覚後も婚姻関係が続いていく場合、それによって離婚した場合と比べて、慰謝料額は大きく下がると言われています。本件の依頼者である妻は、夫が不貞行為に及んでいたとしても、離婚するという気持ちはなかったため、判決となった場合に100万円を下回る可能性も十分ありました。
そのような中、130万円もの慰謝料を獲得するとともに、夫と不倫相手の接触を禁止する旨の和解条項を盛り込むことができたという点において、大きな成功を収めた事例です。