解決事例
no.004
女性 / 30代 / 主婦
別居の際の引越し費用も含めた婚姻費用が認められた事例
画像はイメージです
- 離婚請求
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離婚を求められた
- 原因
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性格の不一致
- 性別
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女性
- 年代
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30代
- 職業
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主婦
- 相手職業
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公務員
- 子ども
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子どもあり
- 争点
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養育費
引越費用
- 解決方法
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調停
状況
ご主人から急に離婚の調停を申し立てられ、焦燥しきった様子で当事務所にいらっしゃいました。相談者様が思い当たる限り、明確な離婚理由はなかったため、急なことで、とても驚かれていました。
相談者様はご主人と離婚するつもりは全くなく、また、専業主婦なので、その後の生活費がどうなるのか不安なご様子でした。さらに、お子様もこれからお金のかかる年齢でしたので、ご心配されておりました。
活動
当事務所の弁護士が調停に同行し、調停委員と話をしました。そこで、離婚に合意することと引き換えに、自宅を出ていく際の引越し費用と、離婚直後ご相談者様が就職するまでの当面の費用としてご主人から60万円の支払いを受けることについての合意を取り付けました。
ポイント
本件は、相手方が離婚を迫ってきていたものの、明確な法定の離婚原因がない事案でした。そのため、相談者様の合意がない限り離婚できないという強みがありました。そこで、離婚の条件として、養育費と離婚に際する引っ越し費用を支払うのであれば離婚に合意するという条件を提示したところ、調停で相手方にその条件に付き合意を得ることができました。
相談者様の強みと、今後のよりよい生活のために必要なことは何かをバランスよく検討出来た事例です。