熟年離婚

熟年離婚で気をつけるべき3つのこと

長く連れ添った夫婦が離婚するケースが近年増加しています。

お互いが働くことが難しい年齢での離婚をする前に、これからの生活をどうするのか、お金について注意が必要です。特に注意が必要な点は年金、退職金、マイホームといった大きな財産をどういう分割方法にするのかということです。

このような点をきちんと決めておかずに離婚してしまうと、老後の安定した生活ができなくなるおそれがあります。

年金について

長年、夫がサラリーマンで、妻が専業主婦をしていた場合、老後の年金は夫と妻それぞれの国民年金(老齢年金)と夫名義の厚生年金を受けとることになっています。何も決めずに離婚すると、妻が老後にもらえる年金は国民年金だけになってしまいます

その結果、夫は裕福な暮らしができるようになり、サラリーマン生活や子育てを支えていた妻は国民年金だけで生活することになってしまうのです。このように、なにも決めずに熟年離婚に踏み切ってしまうことは非常に危険といえます。

年金の分割方法については、「合意分割」と」「3号分割」の二つの種類があります。年金の分割については複雑な仕組みになっておりますので、こちらの記事をご参照ください。

退職金について

夫の退職前に離婚してしまうと、退職金を全くもらえないのではないかと思われるかもしれません。しかし、法律上、妻は夫の退職金について結婚期間などに応じて受けとる権利があります。長年連れ添った夫婦であれば、退職金の半分をもらえることは珍しくありません。

退職金のうちどの程度もらえるのかについては、夫婦として生活していた期間や、どのような生活をしていたか、夫と妻の収入などさまざまな要素で決まってきますので、専門家である弁護士に相談した方がよいでしょう。

退職金についてはこちらの記事で詳細を記載しておりますので、ご覧ください。

マイホームについて

マイホームの名義が夫の単独名義となっていたとしても、法律上、妻は離婚によりマイホームの所有権を主張することができます。

結婚した後に購入した家であれば、基本的には夫婦で半分ずつ所有権を持つことになります。妻が離婚して、マイホームから出ていく場合には、夫に対してマイホームの評価価格の半分の現金を請求することができます。

まとめ

勢いだけで熟年離婚してしまうと、金銭的にとても損をしてしまう可能性があります。

年金の分割、退職金、慰謝料、マイホームなどの問題は当事者だけの話し合いで解決することが非常に難しい問題ですので、専門家である弁護士に事情を話して相談することで、安定した老後の生活を手に入れることができるかもしれません。

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