解決事例
no.006
女性 / 60代〜 / 主婦
熟年離婚による退職金の財産分与について、より有利な額で合意が成立した事例
画像はイメージです
- 離婚請求
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離婚を求められた
- 原因
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性格の不一致
- 性別
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女性
- 年代
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60代〜
- 職業
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主婦
- 相手職業
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その他
- 子ども
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子どもあり
- 争点
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財産分与(退職金)
- 解決方法
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協議
状況
すでに夫婦関係調整調停(円満)と婚姻費用分担請求調停が係属していました。しかし、すでに、ご当人同士でお話合いをされて、離婚すること自体については合意されていました。しかし、相談者様がご主人の退職金の使途について疑問をお持ちの様子でしたので、その点について弁護士に交渉を依頼したいと、当事務所にいらっしゃいました。
活動
すでに調停は係属していたものの、早期の解決をご所望でしたので、当事務所にご主人をお呼びし、弁護士とご主人とで退職金についてのお話し合いをさせていただきました。実際、ご主人は退職金を費消しておられましたが、お話合いをしたところ、財産分与として、ご相談にいらっしゃった当初の基準より大幅に有利な金額(約1500万円)を支払うという合意を成立させました。
ポイント
熟年離婚で問題となりやすいのは、年金分割と財産分与です。本件では、そのうちの財産分与が大きな争点となりました。退職金が出て間もなければ、一方の配偶者が退職金を費消していたとしても、十分な財産分与が受けられる可能性はあります。
本件では、早期解決のために、調停と並行して退職金について協議を行ったことで、基準よりも大きな金額の財産分与についての合意を、早期にすることができました。