解決事例
no.019
女性 / 30代 / 専門職
働かない夫と同居中に離婚の合意に成功し、自宅から出ていくことを約束させた事例
画像はイメージです
- 離婚請求
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離婚を求めた
- 原因
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性格の不一致
- 性別
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女性
- 年代
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30代
- 職業
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専門職
- 相手職業
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パートアルバイト
- 子ども
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子どもあり
- 争点
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財産分与(その他)
- 解決方法
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協議
状況
依頼者様は、ご主人が理由もなく働かず、いつまでも家に居座っており、これ以上一緒に生活していくことは難しいと感じ、当事務所にご相談にいらっしゃいました。特に法律上の離婚原因はないという状況でした。
活動
ご依頼をいただいてから、直ちにご主人にお電話し、弁護士とご主人での協議を開始しました。当初、ご主人は、離婚に消極的であり、家から出ていくことを拒んでいました。その後、交渉を重ねるにつれて徐々に離婚には応じる姿勢を見せるようになりましたが、自宅の売却に伴う金銭を財産分与として要求するようになりました。
当事務所の弁護士が、さらに交渉を行っていったところ、最終的に引越費用の支払いを条件に、離婚の合意を取り付けることに成功しました。
ポイント
同居中の交渉は、弁護士が間に入ったとしても、当事者同士で顔を合わせることになるので、難しいところです。しかし、本件では夫を家から出て行かせることが重要でしたので、あえて相談者様に別居を進めることなく、同居中からの交渉をすることによって相手方にプレッシャーをかけていきました。
相手に資力がなかったため、財産分与についての交渉は難航しましたが、最低限度の引っ越し費用を支払うことにより紛争の一回的解決を図ることが出来ました。