解決事例
no.020
女性 / 20代 / 会社員
2年近く面会交流が行われていなかったにも拘わらず、調停中に長期の宿泊を伴う面会交流に成功した事例
画像はイメージです
- 離婚請求
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離婚を求めた
- 原因
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性格の不一致
浮気・不倫をした
- 性別
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女性
- 年代
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20代
- 職業
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会社員
- 相手職業
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会社員
- 子ども
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子どもあり
- 争点
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面会交流
慰謝料
- 解決方法
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調停
状況
依頼者様は、別居後、2年近くお子様と会わせてもらっておらず、なんとかしてお子様に会いたいと願っておられました。また、依頼者様に不貞行為の事実があり、法律上、依頼者様からの離婚請求は認められないという状態でした。
なんとか面会交流をしたい、という思いで当事務所にご相談にいらっしゃいました。
活動
ご依頼をいただいてから、すぐにご主人に架電し、当事務所で弁護士との協議を開始しました。当初、ご主人は離婚に応じるつもり全くなく、協議での解決は難しい様子でした。しかし、調停手続の中で、弁護士が面会交流がいかにお子様にとって重要であるかを伝え続けたところ、長期の宿泊を伴う面会交流も調停中に実現させることができました。
最終的には、一定の慰謝料を支払うことを条件に、離婚をするとの合意ができ、調停で離婚が成立しました。
ポイント
不貞行為の有責配偶者であったとしても、子どもとの面会交流ができないというわけではありません。不貞行為を行ったことについては原則として慰謝料の中で勘案されるべきものです。
本件は、相談者様が不貞をしていたことにより、相手方との信頼関係が破綻した状態からの交渉でしたので、難航しましたが、面会交流がお子様にとっていかに重要かを根気強く訴え続けることによって、面会交流の合意に至りました。