解決事例

no.073

女性 / 30代 / パート・アルバイト

妻が不貞行為を行い、夫から300万円の慰謝料請求を受けていたが、その金額を0にすることに成功した事例

妻が不貞行為を行い、夫から300万円の慰謝料請求を受けていたが、その金額を0にすることに成功した事例

画像はイメージです

離婚請求

離婚を求められた

原因

浮気・不倫をした

性別

女性

年代

30代

職業

パート・アルバイト

相手年代

30代

相手職業

会社員

子ども

子どもあり

争点

親権

養育費

慰謝料

解決方法

調停

状況

依頼者様が不貞行為を行い、夫婦双方で離婚についての話し合いをしている最中でした。離婚については双方合意していたものの、ご主人が依頼者様に対して慰謝料として300万円と依頼者様が浪費したとして約130万円の解決金支払を求めてきておりました。

依頼者様は「不貞行為は間違いなくしているが、少しでも金額を安くしてもらいたい。」との思いで当事務所にご相談に来られました。

活動

まず、当事務所の弁護士は、婚姻費用が未払いであることに目を付け、受任後直ちに婚姻費用分担請求調停を申し立てました。その中で、婚姻費用として月々3万円の支払を受けることに成功しました。

また、調停上で依頼者様の浪費の事実を否定し、請求されていた約130万円の支払を拒否しました。

慰謝料の金額について最後まで争いとなりましたが、養育費の金額を減額することで、最終的に慰謝料の支払いをゼロにすることで和解し、離婚が成立しました。

ポイント

原則として、有責配偶者であることと、婚姻費用の問題は別の話です。その為、不貞行為があったとしても、当然に一切婚姻費用の請求をできないわけではありません。

本件では、婚姻費用の支払義務を相手方に負担させることで、紛争が長期化するとその分婚姻費用を支払い続けなければならなくなるという経済的負担を相手方に負わせ、慰謝料につき妥協してでも本件を早期に終わらせたくなるよう仕向けました。

結果的にその作戦が功を奏し、慰謝料をゼロにした上で早期に離婚を成立させた点で、本件は大きな成功を収めたといえるでしょう。

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