解決事例

no.080

女性 / 30代 / その他

離婚の際、長女の親権につき争いが激化したものの、最終的に訴訟上の和解により妻が親権を取得することとなった事例

離婚の際、長女の親権につき争いが激化したものの、最終的に訴訟上の和解により妻が親権を取得することとなった事例

画像はイメージです

離婚請求

離婚を求めた

原因

浮気・不倫をした

暴力・DV

性別

女性

年代

30代

職業

その他

相手年代

30代

相手職業

会社員

子ども

子どもあり

争点

親権

解決方法

訴訟

状況

妻が不貞行為をしており、夫は妻に対してDVをしていたことから、離婚をすることになりました。お互いに離婚については争わないが、長女の親権についてどちらも譲らない状況でした。

活動

当初は当事務所の弁護士が調停の申し立てを行いました。その際に行われた家庭裁判所の調査官調査では、依頼者である妻が長女の親権を取得して問題ない旨の報告書が出されました。しかし、夫がそれでも親権を譲ろうとしなかったため、依頼者と入念な協議の上訴訟提起を決意しました。

訴訟の中で改めて調査官調査を行ったところ、調停の際の調査と同じ旨の報告書が提出されました。その結果、夫が折れ、面会交流を条件に長女の親権を依頼者とすることを承諾し、和解が成立しました。

ポイント

離婚すること自体に争いがなかったとしても、親権を父母のどちらか一方に定めなければ離婚自体不可能です。

また、裁判官は判決の際には調査官作成の調査報告書を参考にすることが多いです。その為、調停内の調査官調査で良い結果を出すことができれば、訴訟を提起すべきか否かの見通しも立つことになります。

本件は、調査官調査で依頼者に非常に有利な結果を取得した上で訴訟を提起し、その訴訟の中で和解により親権を得ることとなった点で大きな成功を収めた事例です。

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