解決事例
no.096
女性 / 20代 / その他
400万の慰謝料の支払いを受けつつ離婚を成立させることができた事例
画像はイメージです
- 離婚請求
-
離婚を求められた
- 原因
-
浮気・不倫をされた
- 性別
-
女性
- 年代
-
20代
- 職業
-
その他
- 相手年代
-
30代
- 相手職業
-
自営業(会社経営)
- 子ども
-
子どもなし
- 争点
-
慰謝料
- 解決方法
-
調停
状況
結婚して3年間程は、夫婦仲は円満でしたが、ある日、夫が不貞を行っていることが発覚しました。しかし、夫は慰謝料を支払うこと拒否しておりました。
怒りに打ち震えた依頼者は「少しでも慰謝料を多くとってから、離婚したい。」とおっしゃいました。
活動
まず当事務所の弁護士が、婚姻費用分担請求の調停を申し立てたところ、相手方が夫婦関係調整調停(円満)を申し立ててきました。相手の考えが「争いが長期化してもかまわない」という考えであることが分かったため、別途慰謝料請求訴訟を提起することとなりました。
慰謝料請求訴訟と婚姻費用分担請求調停二つの対応に追われ、相手方もこのまま慰謝料の金額を渋っていても不利な状況にあるとわかったのか、結果的には相手方から財産分与として150万円、慰謝料として400万円を支払うとの合意が成立しました。
ポイント
当方としては、「有責配偶者からの離婚請求はある程度の別居期間がないと認められない」ということを、こちらに有利な事情として利用することで、婚姻費用と慰謝料請求の二本立てで戦う意思を明示し、400万もの慰謝料の支払いを受けつつ離婚を成立させることができたという点で成功を収めた事例です。