解決事例
no.109
女性 / 30代 / その他
夫が有利な状況を覆し、親権を獲得することに成功した事例
画像はイメージです
- 離婚請求
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離婚を求めた
- 原因
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暴力・DV
- 性別
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女性
- 年代
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30代
- 職業
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その他
- 相手年代
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40代
- 相手職業
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会社員
- 子ども
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子どもあり
- 争点
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親権
- 解決方法
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調停
状況
妻が夫に対して「暴力」を理由に離婚を請求したところ、夫からも「不倫」を理由に離婚と長女の親権の主張をされました。妻は、長女の親権を取得するつもりでいたのですが、調停の場では、夫のほうが親権者として相応しく映っていました。
そこで、「長女の親権を取得したいが、自分では話ができないので弁護士にお任せしたい。」そのような思いで当事務所にご相談に来られました。
活動
まず、徹底的に妻と打ち合わせを行いました。その打ち合わせの中で、妻が長女の親権者として相応しい事項を洗い出し、調停の場で調停委員を介して相手方を説得しました。それと並行して、妻に、問題がある点をすぐに改善していただいたところ、調停委員や調査官の心証を変えることができました。
その上で、夫も妻の変わった姿を見て、妻が長女の親権を取ることと、夫が長女の養育費を支払うことに合意してくださいました。
ポイント
調停や裁判において、調査官が作成した調査報告書は、非常に重視されます。そのため、いかに調査官の心証を変えることができるか否かに、本件のポイントがありました。
本件では、元々自分の有利な点を主張しきれていなかったことと、問題のある点をすぐに改めていただけたことから、最終的に妻が長女の親権を取得し、夫に養育費を支払うことを認めさせることに成功した事例です。