解決事例

no.112

女性 / 20代 / 自営業(会社経営)

資力に不安がある夫から、200万円の不貞慰謝料と、相場以上の養育費の支払いの合意を取り付けた事例

資力に不安がある夫から、200万円の不貞慰謝料と、相場以上の養育費の支払いの合意を取り付けた事例

画像はイメージです

離婚請求

離婚を求めた

原因

浮気・不倫をされた

性別

女性

年代

20代

職業

自営業(会社経営)

相手年代

20代

相手職業

パートアルバイト

子ども

子どもあり

争点

養育費

慰謝料

解決方法

協議

状況

ある日夫が不倫をしているのではないかと気づいた妻は、夫の携帯電話を覗き見ました。そうしたところ、不安は的中し、不倫相手とのやりとりがSNSの履歴に残っておりました。

慰謝料と養育費をたっぷり払ってもらったうえで離婚したい。」そのような思いで当事務所にご相談にこられました。

活動

当事務所の弁護士は、夫の不倫が証拠から明らかであったこともあり、最初は多額の慰謝料を請求していました。しかし、夫は収入が極めて不安定であったため、支払いを拒否していました。

当事務所の弁護士が、連日電話で粘り強く交渉を続けた結果、最終的に慰謝料を月1万円の分割払いという条件で200万円支払わせ、慰謝料の分割払いを認める代わりに、養育費の金額を相場から1万円程度上げた金額で合意するに至りました。

ポイント

不倫の慰謝料の相場は、裁判になった場合、70万円から250万円の幅を超えることはないと言われています。他方で、養育費は、裁判所が開示しているいわゆる「算定表」に基づくことが多く、相場以上の養育費の支払いを受けることは容易くはありません。

それにもかかわらず、資力の不安定な相手から、相場通りの慰謝料を確保した上で、相場以上の養育費の支払いも約束させたという点で本件は大きな成功を収めた事例です。

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