解決事例
no.094
女性 / 40代 / 会社員
遠方の裁判所での調停を余儀なくされたが、「調停に代わる審判」により、一度も遠方の裁判所に出頭することなく離婚を成立させることに成功した事例
画像はイメージです
- 離婚請求
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離婚を求めた
- 原因
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性格の不一致
- 性別
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女性
- 年代
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40代
- 職業
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会社員
- 相手年代
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50代
- 相手職業
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会社員
- 子ども
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子どもあり
- 争点
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慰謝料
- 解決方法
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調停
状況
結婚当初は同居していたものの、すぐに別居を開始し、当初はウィークリーマンションを借りていた夫が正式に転居することとなりました。
従前から離婚についての話合いを進めてはいたものの、合意ができなかった為、やむを得ず離婚調停を申し立てることになりました。そんな中、どうにかして離婚したいとの思いで当事務所にご相談に来られました。
活動
当事務所の弁護士が早急に夫の住所地の裁判所に離婚調停を申し立てるとともに、電話会議を行っていただくよう上申いたしました。その結果、これが受け入れられ、電話会議の方式で調停を行うこととなり、こちら側の遠方の裁判所への出頭が不要となりました。
相手方はそれまで請求していた慰謝料請求を取り下げ、こちらに有利な条件で離婚の合意をすることができました。その結果、裁判所が【調停に代わる審判】を行ってくださったため、そのまま離婚が成立することとなりました。
ポイント
基本的に、離婚調停は相手方住所地管轄の裁判所に申し立てる必要があります。そして、離婚が成立する際には、原則として本人が出頭する必要があります。
もっとも、例外的に本人が出頭せずに離婚できる場合があります。この例外的な制度のおかげで、遠方で出頭が難しい場合にも、裁判所の手続きにより離婚ができるようになりました。