解決事例
no.103
女性 / 40代 / 専門職
離婚事由が不十分であるにも拘わらず、わずか5回の調停期日により離婚を成立させることに成功した事例(モラハラ)
画像はイメージです
- 離婚請求
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離婚を求めた
- 原因
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性格の不一致
- 性別
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女性
- 年代
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40代
- 職業
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専門職
- 相手年代
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30代
- 相手職業
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会社員
- 子ども
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子どもあり
- 争点
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養育費
- 解決方法
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調停
状況
別居直後に夫との離婚を求めて、当事務所にご相談に来られたものの、明確な離婚原因はありませんでした。しかし、夫からモラハラを受けたことによりひどく傷ついており、もうこれ以上一緒にいられないとの思いを強くお持ちでした。
活動
当初は、当事務所の弁護士と夫が直接交渉を開始しましたが、夫は一切離婚に応じることはありませんでした。そこですぐに調停に切り替えたところ、3回目以降の調停期日から、少しずつですが夫も離婚に応じる様子を見せるようになり、とうとう5回目の調停で離婚を成立させることができました。
ポイント
最近、「モラハラ」という言葉をよく耳にします。実際にこのような行為に非常に苦しんでおられ、辛い思いをされている方も沢山いらっしゃることは十分承知しております。
しかし他方で、裁判所は不倫や暴力などの明確な理由と証拠が無い場合、モラハラのみを理由に離婚を認めることはなかなかありません。
モラハラはなかなか証拠に残すのが難しく、さらにそれを離婚原因とすることが困難です。本件は、モラハラ以外の離婚の理由がない中で、夫に離婚を認めさせ、調停離婚を成立させることができ、大きな成功となりました。