解決事例
no.028
男性 / 40代 / 会社員
子どもを自宅に置いて出ていった妻との離婚に成功し、さらに父親が親権を取得した事例
画像はイメージです
- 離婚請求
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離婚を求められた
- 原因
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性格の不一致
浮気・不倫をされた
- 性別
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男性
- 年代
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40代
- 職業
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会社員
- 相手年代
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30代
- 相手職業
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主婦
- 子ども
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子どもあり
- 争点
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親権
- 解決方法
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調停
状況
奥様が不貞行為に及んだ後、依頼者様の元にお子様を置いたまま家を出て行ってしまいました。そのような状況であったにもかかわらず、奥様より離婚調停を申し立てられ、親権を求められました。
活動
当初、奥様は親権を主張していましたが、当事務所の弁護士が、調停委員を介して相手方に、奥様が不貞行為を行い、お子様を放置して出て行ってしまったことや現在のお子様の監護養育状況について詳細に説明しました。
その結果、調停委員も親権を父親である依頼者様が取得することが適切であるとの意向を持ち、奥様に親権を依頼者様に渡すよう説得して下さいました。その為、2回目の調停で、親権を夫にする旨の合意を成立させることに成功いたしました。
ポイント
一般的に親権は妻側が有利であるとされていますが、父親がきちんと監護養育しているような状況があれば、父親が親権を取得することは十分に可能です。子どもが乳幼児である場合には、母性が優先されると言われています。その年代の子どもは、通常授乳をする母親が観護すると考えられているからです。
また、現代、女性の社会進出が盛んになっていますが、子育てに関しては、やはり女性が行っていることが多い状況です。そのため、従前の監護状況を判断材料にすると、女性が親権を取ることが多いのです。
本件では、子を置いて不貞相手のもとに行ってしまったことや、従前の監護状況を示すことによって、父親に親権が認められた重要な事例です。