解決事例

no.051

男性 / 40代 / 会社員

早期の離婚に応じるという条件を提示することによって、養育費以外の金銭的負担を全て無しにすることに成功した事例

早期の離婚に応じるという条件を提示することによって、養育費以外の金銭的負担を全て無しにすることに成功した事例

画像はイメージです

離婚請求

離婚を求められた

原因

性格の不一致

浮気・不倫をした

性別

男性

年代

40代

職業

会社員

相手年代

30代

相手職業

パートアルバイト

子ども

子どもあり

争点

養育費

慰謝料

財産分与(その他)

解決方法

訴訟

状況

当初、当事者間で調停を行っていましたが、合意するまでに至らず、訴訟が提起されました。訴訟の中で、財産分与として約150万円、養育費月々20万円、慰謝料として約330万円の支払を請求されていました。「離婚については争う気はないが、支払う金額をできる限り減額して欲しい。」そのような思いで当事務所にいらっしゃいました。

活動

財産分与に関する相手方の主張は極めて不合理でしたので、この点については当事務所の弁護士が徹底的に反論し、裁判所を説得していきました。他方、慰謝料の点については依頼者にとって不利益な証拠が多く、判決の場合には相応の慰謝料が認められる可能性が高い状況でした。

そこで、当事務所の弁護士は、裁判官及び相手方の弁護士を根気強く説得し、早期の離婚に応じる代わりに、財産分与請求権と慰謝料請求権を放棄するよう求めました。最終的に相手方もこれに応じることとなり、養育費以外の金銭的負担を全て支払わずに済む形で離婚が成立しました。

ポイント

慰謝料に関しては依頼者にとって不利な証拠が多数提出されており、判決を求めるのは非常に危険でした。そのような中で、裁判所及び相手方代理人を説得し、金銭的な負担を養育費のみにとどめて離婚を成立させた点で、大きな成功を収めた事例です。

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