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離婚相談なら弁護士法人グレイス

当事務所にご相談にいらっしゃるお客様の中には、ご事情を伺うかぎりでは明らかに「モラルハラスメント」の被害者であるにも拘らず、「モラルハラスメント」を自分が受けている自覚がない方が多くいらっしゃいます。
では、「モラルハラスメント」と「夫婦げんか」はどこが違うのかご説明いたします。

「モラルハラスメント」と「夫婦げんか」の最大の違いは、

・夫と妻との間に、上下関係があるかどうか
・相手のことを恐怖に感じるかどうか

だと、考えます。

【夫婦げんか】というものは、対等な関係の中で、お互いに言いたいことや自分の考えを主張するため、相手を「怖い」と感じることは多くはありません。
しかし、【モラルハラスメント】というのは、「相手をコントロールし、自分の思い通りに操る」ことですので、そこには上下関係が発生します。
そうなると、相手のことを「怖い」と感じ、従わざるを得ない状況となるのです。もし、あなたと配偶者の間に、上下関係があったり、相手のことを「怖い」と感じたりすることがあるのであれば、それは単なる夫婦げんかの範疇を超えて、モラルハラスメントを受けている可能性があります。

モラルハラスメントの加害者にしてみれば、自分の思い通りに操ることができる人がいる状況は非常に快適であり、易々と今の状況を手放すはずがありませんので、簡単に「別居」や「離婚」に同意しません。もし、加害者が「別居」や「離婚」に応じてくれたとしても、被害者に不利益な条件ばかりを積み上げて提案してくるでしょう。
中には、「離婚できるなら」「早くこの状況が終わるなら」と、不利益な条件を飲んでしまう方もいらっしゃいますが、今は良くとも、親権や養育費、財産分与といった離婚の際の決め事が、１０年・２０年後のご自身の生活に大きく影響を及ぼします。
早まった決断をする前に、一度当事務所にご連絡ください。初回相談60分無料（ただし、ご来所の場合に限ります）でご対応させていただきますので、ご相談だけでも気兼ねなくお越しください。